名優アンソニー・ホプキンスが2度目のアカデミー賞主演男優賞に輝いた映画『ファーザー』がdTVで配信スタート

サイコサスペンスの傑作『羊たちの沈黙』でハンニバル・レクター博士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した名優アンソニー・ホプキンス。彼が83歳にして2度目の同賞に輝いた映画『ファーザー』が映像配信サービスdTVで配信スタートいたしました。

アンソニー・ホプキンスが演じるのは、ロンドンで暮らしている81歳の老人、その名もアンソニー。

介護ヘルパーを雇うように薦める娘のアンと口論になりつつも、自分はひとりでやっていけると言い張ります。

さらに、アンに「新しい恋人とフランスに移住する」と告げられてショックを受けるアンソニーでしたが、次の日にはアンと別れたはずの元旦那と遭遇。

ここはアン夫婦の家で、アンソニーは居候しているのだと言われ混乱していると、今度はアンが別人のような姿で帰宅し……。

奇妙な出来事が続く中、自分の記憶が曖昧になっていることに戸惑うアンソニー。真実と幻想が入り乱れる先に、彼が辿り着く答えとは?

主人公・アンソニーの視点で始まりながら、どんどん時間軸が狂い始め、何が起きているのかわからない不思議な世界へと誘われる本作。

実は、認知症を患うアンソニーの感じる世界をそのまま映像化するという画期的なストーリーなのです。

観ている側も主観を失い、真実を求めて迷い込む体験はサスペンス的でもあり、単なるヒューマンドラマを越えた新感覚の作品に仕上がっています。

アンソニー・ホプキンスは、役と同じ81歳で本作に挑戦。

時に威圧的になり、時に陽気にふるまい、時に幼くもなりーー自分を見失って人格すら移り変わる難役を通して、圧倒的な演技力を披露しています。

自身の父親を参考にしたというリアリティと、自らの「老い」と向き合った覚悟、ここまでキャリアを重ねてきたからこその表現力は圧巻!

そんな父に翻弄されつつも献身的に尽くす娘のアンを演じるのは、『女王陛下のお気に入り』のオリビア・コールマン。父と娘の切なくも愛情溢れる関係に、心が揺さぶられること間違いなしです。

原作となる舞台を手掛けたフロリアン・ゼレールが自らメガホンを取り、「老いとは?」「家族とは?」という普遍的なテーマを問いかける『ファーザー』。この機会に、是非dTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。

■『ファーザー』

~概要~

名優アンソニー・ホプキンス、2度目のアカデミー賞主演男優賞受賞! 老いによる喪失と親子の絆を描いた感動作。

~あらすじ~

ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニー(アンソニー・ホプキンス)は記憶が薄れ始めていたが、娘のアン(オリビア・コールマン)が手配する介護人を拒否していた。 そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。 だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか? ひょっとして財産を奪う気か? そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか? 現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは--?

作品URL:https://bit.ly/3ucYUpe

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